公開日 2021年07月26日

当センターの学術論文が、日本のメディアで紹介されています。

本研究は、当センターと島根県内自治体との共同研究として実施した健康調査をもとに行われています。
中山間地域の丘陵環境に着目し、自宅近隣の傾斜度が高いことが高齢者の抑うつと関連する可能性が明らかとなりました。
環境を変えることは容易ではありませんが、抑うつの原因の一つとして知られている睡眠などの生活習慣の見直しや腰痛の治療・予防などが必要と考えられます。

【論文情報】
Abe T, Okuyama K, Hamano T, Takeda M, Yamasaki M, Isomura M, Nakano K, Sundquist K, Nabika T. Assessing the impact of a hilly environment on depressive symptoms among community-dwelling older adults in Japan: a cross-sectional study. Int. J. Environ. Res. Public Health 2021 April 24, 18(9), 4520.
URL:https://doi.org/10.3390/ijerph18094520
 

【お問い合わせ】
島根大学地域包括ケア教育研究センター
担当:安部孝文
℡ 0853-20-2586