公開日 2020年08月06日

 地域包括ケア教育研究センターでは、新設した実験ラボで使用するコロナ対応パーティションを地域企業と共同で開発しました。新設ラボ「出雲感覚・行動経済実験室」に設置したこのパーティションは、ラボのレイアウト変更、デスク等の移動に対応可能とするために、軽さと組み換え可能な柔軟性を追求したものです。従来品が衝立方式なのに対して、このパーティションは、フロントパネルとサイドパネルをパズル型の組みかけ方式とし、下部を衝立ではなくマジックテープとすることにより、デスクスペースを狭めず、かつ、多様なサイズ・種類のデスクに固定可能としました。また、プラダン(段ボール状のプラスチック)を使用することで、軽量化を実現しました。結果として、従来品がアクリル板等を使用するために単価1万円程度の製品が多いところ、本製品はプラダンを使用することで、単価を1/3程度に低減することが出来ました。
 地域包括ケア教育研究センターでは、withコロナの新常態を見据え、新設実験ラボおよびその他研究機器、研究調査手法等を活用してコロナに対応しながら着実に研究を進めていく予定です。

【製品に関するお問い合わせ】
  有限会社 大田美工
  http://www.ota-sign.jp/
  ※大学関係者に限らず、一般の企業等どなたでもご利用いただけるとのことです。

【お問い合わせ】
 赤井研樹
 島根大学地域包括ケア教育研究センター講師(文科省卓越研究員)
 akai[ ]med.shimane-u.ac.jp
 ※[ ]は@を記載してください。